オフェンス=スペーシングの意識

オフェンス=スペーシングの意識

オフェンスプレーヤーは、お互いに自由に動けるスペースを確保しなければいけません。
プレーヤーがボールの近くに固まっていると、ディフェンスが有利になってしまいます。

オフェンスの目的は、ボールをゴールに入れて得点することです。
しかし、ボールの近くにオフェンスプレーヤーが集まると、ディフェンダーもボールの近くに引き寄せることになり、なかなか得点に結び付けられません。
スペースがなく、ボールの自由な移動が制限され、効果的な攻撃ができないからです。

ここで2つの例を出してみました。
1つ目は、パスを出したプレーヤーがその場に立ち止まっている例です。(図1)
このプレーヤーをマークするディフェンダーが、ボールを受けたプレーヤーに対してヘルプディフェンスの位置で、ボールマンの攻撃を抑えています。
パスを出したプレーヤーがその場に立ち止まっているため、スペースが埋まってしまい、ボールマンのプレーが制限されています。
パスの後に移動すれば、大きなスペースを生み出せたはずです。

オフェンスのスペーシングの例2
例1:トップからウィングにパスした場合

 

2つ目の例は、ドリブルで突破しようとしている場面です。(図2)

ドリブラーが近づいているのに、ボールマンの隣のオフボールマンが立ち止まっていることでスペースが狭くなり、オフボールマンのディフェンダーに進行を阻止され、ゴール方向への突破が難しくなっています。

 

オフェンスのスペーシングの例1
横方向のドリブルが起こった場合

 

プレーヤーは常に味方のスペースを確保しなければなりません。
お互いに5m程(±1m)の距離を維持するのが基本です。
この距離を保つことで、パスの距離も適切になります。つまり、ボールが空中にある時間が短いので、パスをインターセプトされる危険が少なくなります。

もし、スペースがこれより狭いと、ディフェンダーをボールに引き寄せることになり、ディフェンスの守るスペースが小さくなります。
また、ディフェンスは常にボールを中心にゴールを守るため、守るスペースが小さい=ディフェンダーをインサイドに引き寄せてしまうことになります。
その結果、アウトサイドからの苦しいシュートを打たされ、リバウンドも取れないということになってしまいます。

反対に、スペースがこれよりも広くなるとパスで攻めるのは危険です。
ボールが空中にある時間が長くなるため、ディフェンダーにインターセプトされる危険性が高くなるからです。
この場合、ボールマンの近くにはヘルプをするディフェンダーがいなくなります。
まり、ボールマンは1on1で攻めるのに十分なスペースがあるので、ドリブルで攻めると有効になります。

常に味方同士の適切な距離を保ち、空いたスペースを効果的に攻めることが重要なのです。

オフェンスとはスペーシングであり、スペーシングとはオフェンスであると練習時から常に意識しましょう。

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